ぞうログぞうログ
情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験 対策 / 分野04

暗号技術の基本

理解度チェック

0 / 5 正解

1. 暗号化と復号に同一の鍵を使う暗号方式を何と呼ぶか。

共通鍵暗号方式(対称鍵暗号方式)は、暗号化と復号に同一の鍵を使う方式。処理は高速だが、鍵をどう安全に配送するかという「鍵配送問題」を抱える。代表的なアルゴリズムはAES。

2. 暗号化に使う鍵と復号に使う鍵が異なり、代表的なアルゴリズムにRSAがある暗号方式を何と呼ぶか。

公開鍵暗号方式(非対称鍵暗号方式)は、公開鍵と秘密鍵のペアを用い、公開鍵で暗号化したデータは対応する秘密鍵でしか復号できない。鍵配送問題を解決できるが、共通鍵暗号方式より処理が遅い。

3. データ本体は共通鍵暗号方式で暗号化し、その共通鍵自体を公開鍵暗号方式で暗号化して相手に届けることで、両方式の短所を補い合う仕組みを何と呼ぶか。

ハイブリッド暗号方式は、処理が速い共通鍵暗号方式でデータ本体を暗号化し、その共通鍵(セッション鍵)を公開鍵暗号方式で暗号化して届ける方式。TLS(HTTPS通信)などで広く使われている。

4. 任意の長さのデータから固定長の値を生成し、同じ入力からは常に同じ値が得られる一方、出力から元のデータを逆算することは事実上不可能な関数を何と呼ぶか。

ハッシュ関数は、入力データから固定長のハッシュ値を生成する一方向性の関数。データが少しでも改変されるとハッシュ値が大きく変わるため、通信途中の改ざん検知(完全性の確保)に利用される。代表例はSHA-256。

5. 送信者が文書のハッシュ値を自分の秘密鍵で暗号化して添付し、受信者が送信者の公開鍵で検証することで、なりすまし・改ざん・否認を防ぐ仕組みを何と呼ぶか。

電子署名は、公開鍵暗号方式とハッシュ関数を組み合わせ、送信者の秘密鍵で署名し受信者が公開鍵で検証することで、真正性・完全性・否認防止を実現する仕組み。PKI(認証局が発行するデジタル証明書)がその信頼性を支える。